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FM Towns: Free Software Collection 11
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1995-08-13
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14KB
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288 lines
Title : 勝負シリーズ3・取り込み動画編
Auther : KICHI & KICHI Jr.
教授「勝負だ!」
助手「はいはい。(すぱーん!)あたた・・・・痛いじゃないですか。」
教授「黙れ助手A!貴様は素直に「今度は誰とですか?」と言っておれば良いの
だ!」
助手「強引だなあ・・・・。で、今度は誰とですか?」
教授「うむ、今回はフリコレ取り込み動画界の雄・・・・うーん、あんまりいいのが
ないなあ。」
助手「人をはつって聞かせておいてそれですか!」
教授「「はつって」とは、どこの言葉だ?さては助手A、結構田舎者だな?」
助手「ぎくぎく。えーっと、これは1M*4本、計4M強の動くざんすVDシス
テム動画です。できるだけ新しいバージョンの動くざんす再生装置で御覧
下さい。使用範囲は自由です。それと、希望的感覺さん、かずほしさん、
小山亞美亞さん、Jimmy K.高畑さん、菅原三平丸さん、稀有化現さんにD
OCを読んでいただけると、非常に嬉しく思います。では、DOC・MO
Vをどうぞ。」
教授「もう、はつりまくり。」
-------------- ここまでGGG -------------
教授「そーゆーことで勝負の相手は未定だが、ゆくぞ、助手A!」
助手「ゆくぞ、って言うわりには、もう出来てるじゃないですか。(ぱしっ!)
あたた・・・・痛いじゃないですか。」
教授「ああ、もう、言わなきゃわからんと言ったろうが!今回はビシバシ「はつ
る」ぞ、助手A!」
助手「う・・・・。でも、そもそも、出来てないことにはGGGでファイルサイズを
書けないと思うんですけど。」
教授「なるほど。でも、前回・前々回のは完成後に書き直してるのだぞ。今だっ
てGGGの「~さんに読んでいただけると」の部分は未完成だ。」
助手「DOC書いてるうちにどんどん変わりますからね・・・・。「あんな奴の事を
書くのはやめた」とか。」
教授「名前を出す以上、いい作品の作者にしぼりたいのでな。」
助手「はあ、なるほど。・・・・それはそうと、これってDOCになってない気がす
るんですけど?」
教授「架空制作過程を書こうとしたところでチャチャを入れるからではないか!」
助手「架空ですか・・・・。制作と平行して書けばよかったんですけど、シリーズ2
のDOCが一向に終わりませんでしたからね。」
教授「そんな時にはこれだ!」
(1ヶ月前)
教授「次は取り込み辺りでいくかあ・・・・。今から作るのは無理くさいし、昔作っ
たビデオ作品をそのまま取り込むとするか・・・・。」
助手「あいかわらず「楽」指向ですねー。(びしばしっ!)あたた・・・・痛いじゃ
ないですか。」
教授「そんなに楽だと思うなら、たまには貴様も働けぃ!はつられるばかりの能
なしかっ!」
助手「お言葉ですけど、はつるって言葉を使ってる時点で「1ヶ月前」は嘘って
事になりませんか?教授が「はつる」って言葉を知ったのがGGGの時点
ですから。」
教授「むぎゅう。・・・・じゃ、そーゆー事で、後は頼んだ。」
助手「あ・・・・行っちゃった。どうせどこかの椅子で寝てるんだろうなあ。今のう
ちに取り込んじゃおーっと。」
(助手悪戦苦闘)
助手「フンガーッ!」
教授「お、苦しんでるねぇ。」
助手「あ、教授、このビデオは一体どうなってるんです?画面が不安定でまとも
に取り込めないんですけど。」
教授「うむ、こういうアクション物はスピード感が命、という事で全編2倍速に
したのだが、その結果垂直同期信号が不安定になっているのだ。」
助手「それに、こんな長さじゃとてもフロッピーでは送れないと思うんですが。」
教授「うむ、3分程あるからな。」
助手「で、どうするんです?これじゃどうにもなりませんけど。」
教授「おや、弱気だな。楽だと思ったんじゃなかったのかなぁ~。」
助手「ううう、ごめんなさい、楽じゃありませんでした。で、どうするんです?」
教授「いまいち心がこもってない気もするが、ま、許す。黙って見てなさい。」
助手「とほほ、へーい。(すぱかんっ)あたた・・・・痛いじゃないですか。」
教授「返事は「はい」!もういいから椅子ででも寝て待っておれ!」
助手「はい。(泣)」
(1ヶ月前の3週間後)
助手「泣きつかれた僕は深い眠りについたのだった。」
教授「何をわけのわからん事を言っておるのだ?あれからもう3週間だぞ。」
助手「ああっ!?」
教授「そーゆー事で、完成品がこれ。」
助手「うわっ、ち、小さい。・・・・あれ、でも確かに画面が乱れないですね。小さ
い分、ファイルサイズも小さいようですし。でも、どうやって?」
教授「普通に動くざんすを使っていると忘れてしまいがちな、これを使ったのだ。」
助手「げげ、GXCAPT??」
(注:GXCAPTはTownsOSに入っているGEAR用のツール)
教授「あいかわらず嫌な顔をしてるな。富士通のプログラマは泣いているぞ。」
助手「いえ、ちょっと意外だったもので。」
教授「後で怒られてもしらんぞ。さて、今回特にこれを使ったのは「80×60
という小さいサイズで取り込める」「同期のおかしいコマは取り込まない
性質がある」という願ったりかなったりの特徴によるわけだ。」
助手「なるほど、やっぱり楽してますねー。(ぼかっ!)あたた・・・・痛いじゃな
いですか。」
教授「なんにもわかっとらんな、あいかわらず。楽だと思ったらやってみい!」
助手「GXCAPTで取り込めばいいんでしょ?」
(しばし格闘)
助手「フンガーッ!」
教授「ほら。」
助手「教授、確かに同期の乱れはないですけど、画像と音声がバラバラになっちゃ
うんですけど。」
教授「うむ、同期がおかしいコマをとばす、ということは当然、画像の方が時間
が短かくなるからな。」
(注:通常の取り込みの場合はそんな事にはなりません。あくまでも同期が
無茶苦茶な映像を取り込む場合の話です。)
助手「で、どうするんです?」
教授「おや、あいかわらず弱気だな。そーゆーことで、ここでコレの登場だ。」
助手「げげ、GXSND??」
(注:GXSNDはTownsOSに入っているGEAR用のツール)
教授「どうしてそういう顔するかなあ。」
助手「いえ、どうして音姫辺りじゃないのかなあ、と。」
(注:正確には音姫七変化。フリコレ等に収録)
教授「一部では音姫七変化の「エキスパンダ」を使用しているが、この場合、ど
うしても音声の劣化がめだつ。PCMデータの空白等を切り詰めて時間を
合わせた方が、劣化がない分、優れている。データの切り貼りは音姫七変
化ではできないし、GXSNDの切り貼りは十分に使いやすいので使った。」
助手「はあ。なるほど。」
教授「もうちょっとリアクションが激しい方がよいな。」
助手「うおおおぉぉぉ!!なあるほどおおおぉぉぉ!!」
教授「いや、やっぱり普通でいい。」
助手「・・・・一人にしないで下さいよ。」
教授「それともう一つの方、取り込みサイズの話だが。」
助手「えーっと、一次取り込みにして取り込んでおいて、VDSYSのMVB圧
縮っと・・・・フンガーッ!」
教授「人の話、聞けよ。」
助手「教授っ!なんだか変ですっ!(べしっ!)あたた・・・・痛いじゃないですか。」
教授「人の話を聞かんかあっ!MVBファイルは自由なサイズで取り込めるが、
V02に圧縮する場合、横方向のドット数が8の倍数でなくてはならん。」
助手「あ、76ドットでした。そういえば教授の作品も72×56ドットですね。
えーっと、じゃあ僕もこのサイズで・・・・フンガーッ!」
教授「さらに問題として、このような小さいサイズの場合には色々と予期できな
い事態が発生する。これは特にディスク再生の場合に多く発生するようだ。」
助手「でも、教授のデータは再生できましたけど?」
教授「高速圧縮の場合には問題が起こらないようだ。ただし、これは最新の(こ
の段階ではフリコレ9の再生装置を使用)再生装置の場合で、古い再生装
置の場合、より問題が発生しやすくなっているようだ。ただし、この場合
も音声データのレートを落とすことで解決することもある。画像データに
対して音声データが十分に小さければ良い、ということらしい。」
助手「はあ、なるほど。」
教授「・・・・今回は「楽」してるなあ、助手A。」
助手「何から何まで、教授から説明していただけるもので。」
教授「今回はがんばったなあ・・・・おや?なんだか画面がフェードアウトしてきた
ようだが?」
(1995年7月3日午前2時26分)
教授「と、いうことだ。」
助手「と、いうことだ、はいいですけど、もうフリコレ10が発売されちゃいま
したよ。」
教授「うむ、回想シーンが長かったからな。うかうかしていると足元をはつられ
るぞ。」
助手「・・・・それも言うなら「すくわれる」ですし、「はつる」というのは基本的
に頭を平手で、という物で。」
教授「はいはい。しかし、フリコレ10は派手だな。これが噂のゴールドディス
クか。内容は大した事は無いが。」
助手「え、そうなんですか?」
教授「いや、言ってみただけだ。以降の話につなげる関係でな。・・・・さて、その
大した事無いフリコレ10の中に僅かにある「大した」ソフト紹介のコー
ナーだ。ゆくぞ助手A!」
助手「だからって大した事は無いって言い切っちゃう事は無いと思いますけど。」
教授「ゆくぞ助手A!」
助手「大した事あるかどうかは見る人によっても違うでしょうし。」
教授「ゆくぞ助手A!」
助手「教授の言う「大した」ソフトが「大した」ソフトであるかどうかもわから
ない事ですし。(ずげしゃっ!)あたた・・・・痛いじゃないですか。」
教授「いつまでもブツクサゆーとらんと、ついてこんかい!ゆくぞ助手A!」
教授「よし、どんどん飛ばしていくぞ。まずは、希望的感覺の「太平洋ゐくゐく
お花ちゃん」だな。これを見ない愚か者は極刑。」
助手「ファンですねー。」
教授「ファンだ。否定しないぞ。それから、以前から書こうと思っていたツール、
TIFF-MILも新版が入っているな。」
助手「えーっと、製作者はかずほしさん、ですね。」
教授「実はver0.9(フリコレ8収録)を改造して、32768色・512
*480ドットのサポートや、テキストを読む機能を付けた物を勝手に作っ
てしまっていたのだが、作者に手紙のひとつも出さないうちに1年が過ぎ
てしまった。同じ奈良県に住んでいるというのに。関係ないが。」
助手「送れば良かったじゃないですか。」
教授「いや、フリコレ9で、High-Cに移行するような事が書いてあったの
で、今さらベーシックリストを送ってもしょうがないかなあ、と。」
助手「あ、いえ、手紙の方です。出さないんですか?」
教授「それはほれ、ここにこれだけ書いておれば。詳しくはコラムを参照。」
助手「・・・・コラム?」
(コラム「ちょっと裏話」)
実は今回教授さんが送った3つの作品、作品自体はメインではありません。シャ
イで、電話や手紙の苦手な教授さんがフリコレ作者に少しでもメッセージが届け
たら、という事で作品をでっちあげた物なんです。ちなみに1つ目の作品(女の
子)は「あまりにも恥ずかしい」という理由で何度もボツにしようとしていたん
ですよ。
教授「ほら。」
助手「ほら、って・・・・教授、声色変えて何言ってるんです?(ぐしゃっ!)あた
た・・・・痛いじゃないですか。」
教授「ばらさんでいいっ!えーい、次!小山亞美亞の絵は個人的に好きだ!特に
フリコレ9のダストガール!」
助手「どうして作者がコメントをひかえたがる作品をあえて選ぶんです?」
教授「時事ネタを扱っている点と、豊中市が大爆笑。私も元は箕面だからな。今
は奈良だが。はい、次。」
助手「速いなあ。」
教授「Jimmy の動画、これは好きだが完結したものではないのが辛い。次回以降
に期待する。はい、次。」
助手「・・・・なんだか紹介がおざなりになりつつある気がするんですけど。」
教授「時間がないのだ、時間が。フリコレ12になっては、さすがにマズかろう。」
助手「うーん、マズいです。それは。」
教授「だから、次。菅原三平丸と稀有化現はDOCが面白いので読んでいない人
は昔のフリコレも含めて読んでおく事。そこで気がついたのだが。」
助手「なんですか?」
教授「今回送るこの3本、ひょっとしたら登録不可かもしれんな。私信どころか
暴言ともとれるDOC付き。」
助手「暴言じゃないですか。(みしっ!)あたた・・・・痛いじゃないですか。」
教授「よし、コラムを変えよう。」
助手「はあ?」
(コラム「ちょっと裏話」)
今回送った3本の作品のそれぞれのDOC、これ、フリコレを見ているすべての
人が「素晴らしいソフト」を見逃さない為に、そう、国民の福祉の為に、公共の
福祉に反しない限りすべて国民は表現の自由を
教授「うああ、文章が全然まとまらんっ!」
助手「まとめようとすると、平気で1週間ぐらいかかりますからね、教授は。」
教授「はあ・・・・もういいや。寝るからまとめといて。」
助手「ストーリー展開も随分と荒くなったなあ・・・・。あれ?!そういえば、一体
誰と対決したんだろう??」
助手「えーっと、ここまで読んでくれている人がどの程度いるのかわかりません
が、読んでくださった方々、ありがとうございました。希望的感覺さん、
かずほしさん、小山亞美亞さん、Jimmy K.高畑さん、菅原三平丸さん、稀
有化現さんに最高の感謝と、最高の謝辞を。」
教授「言い忘れていたが、助手Aと書いて「ジョシュア」と読む。」
助手「・・・・僕に最終核戦争ゲームをやれとでも?」
教授「さすが助手A、今、そのつっこみが入れられるのは奈良でも1000人と
いないと思うぞ。」
助手「なんか消極的な数字ですね。」
教授「メジャーどころだしなあ。じゃ、おやすみ~。」
助手「なんだか今回のDOCは荒かったなあ・・・・。では、みなさん、おやすみな
さい~。」
(1995年8月13日午後7時26分)
教授「うむ、多少、日程を勘違いしておった。まだもうしばらく余裕があるよう
だな。」
助手「じゃあ、折角ですから勝負する相手を決めておいてくださいよ。」
教授「うーん、そうだなあ、自転車のこける動画2本がちょっと気になったが。」
助手「えーっと、詳細は不明ですが、kokeru.mve と korogeru.v02(どちらもフ
リコレ9)のことですね。でもどうして音声がないんでしょうね。」
教授「うむ、実におしい。そーゆーことなので、今回はこれらに挑戦!にはせず、
戸田浩に挑戦としよう。作者だけあっていい絵を撮りよる。」
助手「はい、では、戸田浩さんにも最高の感謝と、最高の謝辞を。」
教授「・・・・別に謝るようなことはゆうておらんがなあ。」
(どどんっ!)
助手「あたた・・・・痛いじゃないですか。」
教授「何をわけのわからんことをゆーておる。あれは大和川で上がっている花火
の音ではないか。よし、今夜は屋台のヤキソバといこう。ゆくぞ助手A!」
助手「はい!教授!」
教授「・・・・こういう時はいい返事するのな。」
-------------- エピローグ ---------------
教授「いやー、やれやれ。やっぱり花火は「やおひこ商店」「マサゴ電器」「大
西加工社」だな。」
助手「~の提供でしたっていうのを聞ける花火は初めて見ました。・・・・それはそ
うとヤキソバは売り切れてたじゃないですか。」
教授「うーん、ビールとかきごおりでは腹がふくれんなあ。冷凍のからあげでも
温めてつまみながらビール飲んで寝るか。」
助手「そうしましょう。えーっと、そういうことなので、やおひこ商店さん、マ
サゴ電器さん、大西加工社さんにも最大の感謝と、最高の謝辞を。」
教授「・・・・助手Aのそれは、ほとんど職業病だな。じゃ、いただきまーす。」
助手「あはは、はあ。それではみなさん、いただきまーす・・・・あれ?」
---------------- 終劇 ----------------